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    ゲストに感謝を伝える引出物 その中身やルールとは?

    投稿日:2022-12-23 / カテゴリー: 準備・打ち合わせ 

    こんにちは、ハマ婚なび・コンシェルジュです!

    新郎新婦をはじめとする両家の感謝の気持ちとしてゲストに渡すお土産が「引出物」です。品物のバリエーションも豊かになった一方で、どんなものを贈ればいいのか迷ってしまうかもしれませんね。目上の方にもお渡しするものだからルールも気になるところ。引出物の基本をこの記事で一緒に学んでおきませんか?

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    「引出物」とは

    実は、引出物という言葉は、披露宴以外でも宴席で配られるお土産全般の呼び名。平安時代には、馬そのものやお土産を馬に乗せて客人に贈る習慣がありました。馬を厩(うまや)から「引き出す」ことから、宴席の贈り物を「引出物」と呼ぶようになったと言われています。

    引き出物 ハマ婚なび

    引出物の中身

    品数のルール

    本来、結婚式の引出物は、3品、5品、7品など奇数の品物を贈るのが一般的でした。ふたりの仲が割り切れないようにとか、奇数は陰陽における「陽」の数字にあたるからとか、その意味にはいくつかの説があります。

    遠方からやってくるゲストが増えるとともに持ち帰りやすさも考えられるようになって、「対」のイメージがある2品でもよしとされるように。特に都市部では、メインとなる記念品に菓子などを添えた2品を贈るのが主流となっています。

    引き出物 お菓子 ハマ婚なび

    もちろん3品贈るケースがなくなったわけではありません。地域性もありますし、引出物をたくさん渡すのがいいというのが一般的だった親御さん世代より上の親族や、お世話になっている上司などに3品で贈ることが多いようです。今は相手によって中身を変える「贈り分け」も一般化しているので、目上の来賓や親族だけに縁起物をつけてもいいと思います。

    地域性や親族内での約束事がある場合も考えられるので、引出物の内容については親御さんに相談することをおすすめします。

    3品目として贈るのは「縁起物」。鰹節や赤飯、紅白饅頭、砂糖などが代表的です。昔はその地域に縁のある品物をつけていたので、地元の名産品などを選ぶのもいいでしょう。

    記念品のルール

    現在では、記念品はゲストに喜んでもらえるか、気軽に使ってもらえるか、というのが大きな基準なりました。しかし、その考え方はここ20年くらいで大きく変化したものなんです。

    例えば、最近人気の品物にはタオルや石鹸、食品などがありますが、こういう消費してしまうものは本来結婚式の記念品に用いることを避けるべきものでした。記念品は形が残るもの、ゲストの手元にずっと残るものであることが基本でした。

    また、陶器やガラス器などの割れ物や、ナイフやハサミなど何かを切るものもタブー。ふたりの仲が「割れ」たり「切れ」たりしては困るからです。今では記念品の主流となっている陶器やガラス器がNGなんて考えられませんが、日本らしい縁起担ぎからきている習慣だったんですね。

    気をつけたいのは年代によって引出物の常識が異なるため、感じ方が違うということ。特に、かつてタブーだった品物については、同年代はOKでも、親世代はNGと感じる可能性が高くなります。日々変わり続けている引出物は、親御さんの意見も聞きながら選ぶのがおすすめですよ。

    引出物の贈り方

    現在は相手に合わせて品物を考え、別のものを贈る「贈り分け」も積極的に行われるようになっています。ゲストの年齢や性別、家族構成などを考えた、よりパーソナルな贈り方ができるように。

    実はこの贈り分けも比較的新しい考え方。かつては引出物といえばゲスト全員に同じ品物を贈っていたんです。せっかく贈るなら相手に喜んでもらえるものがいいということ、家に帰ってから開けるものなので中身の違いはわからないということから一般化しました。

    ただし、中身が違う場合もギフトバッグの大きさは全て同じにして、ぱっと見で違うものだとわからないようにしましょう。バッグの大きさが違っては「あの人の引出物のほうがいいものなのでは?」と邪推を招くかもしれません。それをさせないようにするのが贈る側のマナーです。席次表で指定しておけば、式場のスタッフがそのゲストに届くようにちゃんと準備をしてくれるので安心してください。

    結婚式場からもたくさんの引出物や引菓子を提案されると思います。おもてなしを手厚く考えている方は、会場見学の際に人気のギフトを聞いてみてもいいかもしれませんね。ハマ婚なびがご紹介する会場でも、様々な提案をしてもらえます。見学予約など全ておまかせいただけますので、お気軽にご相談くださいね!

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