結婚式に提供する料理の選び方を4ステップで解説！さらに、会場が盛り上がる料理演出のアイディアもお伝えします。結婚式の料理に悩んでいる方はチェックしてみてください。

ゲストへおもてなしの心を伝えられる婚礼料理。「結婚式を楽しんでもらえるか」に大きく関わってくるからこそ、どんな料理がいいのか悩んでしまいますよね。

そこで今回は、結婚式料理の選び方や演出アイディアをご紹介します。結婚式料理のメニューをどうしようか悩んでいる方は要チェックですよ！

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◇婚礼料理＝結婚披露宴で出される料理のこと

婚礼料理とは、披露宴の際に提供される料理を指します。一般的には、フランス料理・和洋折衷料理・和食などが多く、着席中にフルコース料理を出すという形がほとんどです。

結婚式に招待されたゲストは、その時しか味わえない婚礼料理を楽しみにしています。だからこそ、見た目や味などにこだわることでおもてなしの気持ちを表すことができるでしょう。

【選び方①】結婚式料理の相場を考える

結婚式にどんな料理を出すのかを考える前に、新郎新婦の2人で予算を話し合ってみてください。予算を立てるときに参考にしたいのが、結婚式料理の相場です。

「ゼクシィ 結婚トレンド調査2021調べ」によると、結婚式料理の全国平均金額はゲスト1人あたり1万6,100円。結婚式場では料理プランがランクごとに用意されているので、「大体どのくらいまで出せるのか」をはっきりさせておくと迷わないでしょう。

また、料理の他に飲み物も別途料金で頼まなければいけません。ほとんどの人が頼んでいるのは、フリードリンクプラン。ソフトドリンクからアルコールの数種類が飲み放題なので、ゲストが好きなように飲み物を選択できます。

「ゼクシィ 結婚トレンド調査2021調べ」では、「料理+飲み物」の全国平均金額はゲスト1人あたり1万9,900円という結果でした。ぜひ参考にしてみてください。

 

【選び方②】結婚式料理のジャンルを決める

結婚式料理のジャンルは様々ですが、特に人気なのはフレンチ、和洋折衷料理そして和食です。では、それぞれの特徴を紹介していきましょう。

・フレンチ

結婚式料理の候補としてよく挙がる定番ジャンルです。普段口にすることがないからこそ、特別感を演出できるために選ぶ方が多いでしょう。

また、フレンチはテーブルがぱっと華やかになる豪華な盛り付けも印象的ですね。ワインとの相性も抜群なので、お酒好きのゲストにも喜んで頂けますよ。

・和洋折衷料理

「和食×フレンチ」など、和食と洋食を組み合わせたジャンルです。幅広い年代の方に好評なので、「ゲスト全員が満足してほしい！」と考える方にぴったりですね。

和食と他の料理ジャンルをどのように合わせるかなど、シェフの腕が光る料理でもあり、ここでしか食べられない一品を提供したい方にもおすすめです。

・和食

日本人だからこそ、和食を結婚式で提供したいという方も少なくありません。特に、年配の方がたくさん参列する場合、味わいはもちろん箸で食べられるために受け入れられやすいジャンルですね。

和食は、「神殿や神社で結婚式を挙げる」「会場のコーディネートやお色直しに和テイストをプラスする」など、和風結婚式との相性が抜群ですよ。

・中華料理

意外に思うかもしれませんが、最近は婚礼料理として中華を選ぶ方も増えています。

結婚式で出される中華料理は、ツバメの巣やふかひれなどの高級食材が使われていたり、ケーキ入刀の代わりに桃饅頭入刀だったりと驚きに満ちていることが多いです。

・イタリアン

イタリアンはパスタを筆頭として日本人の口に合う料理と言われており、親しみやすいところが魅力的ですね。日々の生活で食べ慣れているからこそ肩ひじ張らない結婚式の場合にはマッチします。

親族だけのリラックスした席や仲間内だけのカジュアルな式などで、人気となっているジャンルです。

 

【選び方③】結婚式料理の品数や内容を決める

ゲストに喜んでもらうためには、「料理のボリュームが足りているか」が非常に大切です。披露宴は長時間にわたるので、ある程度の品数があり、全て食べ終えれば成人男性でも満足できるような内容がいいですよね。

プランによって様々ですが、結婚式料理の品数は平均して8～9品。以下は、ジャンルごとに提供される順番の一例です。

フレンチ	和洋折衷	和食	中華	イタリアン
アミューズ	アミューズ	前菜	前菜	食前酒
オードブル	前菜	汁物	スープ	前菜
スープ	スープ	お作り	点心	パスタ
魚料理	煮物	蒸し物	揚げ物	魚料理or肉料理 (または両方）
お口直し	肉料理	魚料理	炒め物	サラダ
肉料理	お口直し	お口直し	魚料理	デザート
デザート	魚料理	肉料理	肉料理	食後酒
コーヒーや紅茶	お食事 (寿司やお赤飯など）	お食事 (寿司やお赤飯など）	食事
	デザート	デザート	蒸し物
			デザート

 

通常は、結婚式場が用意している複数のコースから好きなものを選びますが、中には一品プラスできたりメニューをアレンジできたりなども。

使いたい食材や取り入れたいメニューがあるのかなど、事前に2人で話し合っておくとスムーズに決められます。

 

【選び方④】アレルギーなどゲストへの気配りも意識する

様々なゲストが料理を楽しんでくれるように、アレルギーや苦手なものへの配慮も欠かせません。

結婚式場には、アレルギーなどの事情から一部のメニューを変更できるのかを確認しておきましょう。さらに、「子ども用のコースを用意してくれるか」「高齢のゲストが食べやすいメニューを別途で準備可能か」も聞いておくと安心です。

アレルギーや苦手なものについては、招待状の返信ハガキに記載してもらうようにするとスムーズに決まりやすいですよ。

 

◇結婚式料理の演出アイディアベスト3

結婚式を満喫してもらうためには、料理の味はもちろん演出も欠かせませんよね。

こちらでは、結婚式料理に一押しの演出を3選紹介します。ぜひチェックしてみてください。

・オリジナルメニューの提供

「地元の食材を使った料理」「2人の思い出の味」など、オリジナリティ溢れる一品を提供してみるのはいかがでしょうか。

中には、シェフと一から相談してメニューを考えられる式場もあり、より「自分たちらしさ」を伝えることができます。

もちろん、どこまで結婚式料理をアレンジできるかは式場によって異なるもの。プラスしたいアイディアが浮かんだ際は、一度結婚式場に確認をとってみてください。

・料理パフォーマンス

オープンキッチンのある結婚式場なら、シェフの料理パフォーマンスもぜひ加えたいところ。ダイナミックな炎が上がるフランベなど、プロの技を間近で披露してもらえば、きっと会場の熱もヒートアップするはずです。

また、オープンキッチンを選択すれば料理が出来上がっていく様にゲストの期待感は高まり、出来立て熱々の品をより美味しく食べられます。「料理を五感で楽しんでほしい！」という方は、料理パフォーマンスを検討してみてくださいね。

・デザートビュッフェ

最近は、披露宴会場の一角にデザートビュッフェを設置することが増えています。

好きなものを好きなだけ取ることができるため、女性はもちろん男性ゲストにも評判の演出です。

デザートビュッフェは見た目も華やかなので、特別な結婚式を素敵に彩ってくれること間違いなし。さらにそれぞれが取りに行くからこそ、ゲスト同士の交流も行いやすくなり、和気あいあいとしたムードを作ることができるでしょう。

◇ブライダルフェアの試食会で婚礼料理の味をチェックしよう

結婚式にどんな料理を提供するのかは、実際に味わってから決めましょう。

【試食するときのチェックポイント】

• 料理の味
• 料理の見た目
• メニューの品数や種類
• 料理の温度（適切な温度で提供されているか）
• 料理の食べやすさ

食材のこだわり（旬の素材を使っているのかなど）

例えば「高齢のゲストが多いから和食にしよう！」と思っても、実際に味わってみたら「他のゲストには物足りないかも…」と感じることも。できれば、式場で提供される料理プランをいくつか試食してみて、これだ！と思うものを選んでみてください。

◇結婚式料理をばっちり決めてゲストをもてなそう！

ゲストが楽しみにしている結婚式の料理は、どんな人でも美味しく食べられるものを準備したいですよね。

どんな料理を提供するのか、ゲスト1人1人の顔を思い浮かべながらじっくりと考えてみましょう！