こんにちは、ハマ婚なび・コンシェルジュです！

参列するゲストに誓いを立て、承認を受ける人前式。挙式における決まりごともなく、自分たちで内容を自由に組み立てることができる挙式です。皆さんは参列したことはありますか？人前式を検討しているけれど実際に参列したことがないという方も意外と多いもの。この記事では、人前式とはどんな挙式なのかを詳しく解説します。

人前式の持つ意味とは？

読んで字の如く「人の前で行う式」が人前式。宗教の考え方とは関係のない挙式です。神仏でなく列席者に誓いを立てるのが特徴であると言えます。宗教色がないために、内容に特に決まりはありません。場所にも制限がないので、オリジナリティの高い挙式ができます。

戦前まで日本では、親族の見守る中で三々九度を自宅で行う挙式が一般的でした。人前式はこの挙式が基になっているとも言われます。信仰する宗教がないので宗教色のない挙式をしたいとか、参列者が証人になる考え方に共感できるなどの希望で選択される方が多い挙式スタイルです。

挙式の流れ

多くのウェディング会場で行われている挙式の式次第をご紹介します。ゼロからつくりあげるのは難しいと感じる方は参考にしてみてくださいね。

新郎新婦の入場

ふたり一緒に入場しても、キリスト教式のように新郎が先に入場し、新婦がエスコート役（新婦父など）と腕を組んで入場してもOKです。

誓いの言葉

ふたりらしい言葉を考えて、誓いを立てるのがおすすめです。一緒に読み上げてもいいですし、掛け合いのようにしてもいいでしょう。キリスト教式のような問いかけの形を取りたい場合は、司式者や立会人にその役目をお願いしましょう。

指輪の交換

新郎から新婦、新婦から新郎へ、指輪を贈り合います。相手の左手の薬指に指輪をはめます。もちろんオリジナルの方法を考えてもいいですよ。

結婚証明書署名

結婚証明書を用意するならゲストの前で署名しましょう。親御さんや立会人代表の方にも署名していただくのもおすすめです。人前式はゲスト全員が立会人であり、承認を得るという考え方なので、受付などで立会人以外のゲスト全員に署名をいただくことも多いです。

承認

前述のように人前式はゲスト全員が立会人なので、その全ての方々に承認を得るシーンです。「ふたりの結婚を認める方は拍手を」と拍手で示していただくことが最もシンプルな方法。他にも音の出るものを用意したり、キャンドルやライトなど光を使ったり、人前式だからこそいろいろなアレンジもできます。

＜豆知識＞

人前式はゲストに立会人という認識を持ってもらうことも大切。全員参加の部分をつくることで、その意識を持ってもらいやすく、より印象深い挙式になるはずです。フィンガースタンプやサンドセレモニーなど、楽しいアイディアを見つけて取り入れてみましょう。

結婚宣言

承認を受けて、新郎新婦の結婚が成立したことを宣言します。司式者や立会人が宣言を行います。

ベールアップや誓いのキス、フラワーシャワーなど、他の宗教的な挙式で人気の内容を取り入れることも可能。憧れのセレモニーがあればどんどん取り入れましょう。おふたりにまつわることをセレモニーに取り入れるとより自分たちらしい人前式になります。また、洋に限らず、和のスタイルで行うこともできます。和洋ミックスにできるのも人前式のいいところです。会場の定番の式次第やおすすめのセレモニーをアレンジしてもいいでしょう。

限りなくシンプルにするなら「誓いの言葉」と「指輪の交換」だけでも成立するのが人前式。披露宴の前に少し時間を取って行うこともできるんです。挙式はサラッとできればいい、という方にもおすすめです。

また、現在では新しくオリジナルの人前式プランを打ち出す会場も増えています。キリスト教式に近い洋風スタイルや神前式、自宅婚式からアレンジされた和風の人前式などさまざまなものがあるので、人前式を希望するなら会場選びの際にその内容についても詳しくチェックしてみましょう。ハマ婚なびで挙式の内容とぴったりの会場を一緒に探してみませんか？憧れのイメージなどお聞きしながらご提案いたします！

もちろん他の挙式スタイルのご要望にもお応えいたします。

▶代表的な４つの挙式スタイルについてまとめて読みたいならこちらの記事で

会場選びの前に知っておこう　4つの挙式スタイルとその内容

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